毎日新聞 2008年1月15日 大阪朝刊より記事引用
糖尿病の方で、お酒を飲まれる時は必ず医師の指示を守りましょう。
「お酒を飲んでもその分、食事を減らしているからだいじょうぶ」という方がおられますが、アルコールは高カロリーで、栄養になりません。
お酒の影響として
(1)空腹時に飲むと、低血糖を起こすことがある
(2)お酒以外におつまみも増えやすく、血糖コントロールが乱れる
(3)インスリンの働きが低下したり、インスリン分泌が抑制されやすい
(4)中性脂肪が増加し、高脂血症や肥満になりやすい
(5)多量に飲むと、肝障害や膵(すい)疾患、高尿酸血症の原因になる
(6)アルコール依存症の弊害−−などがあります。
一方、禁煙は糖尿病の方にとって動脈硬化を防ぐ有益な方法です。
喫煙によりたばこに含まれるニコチンが血管を収縮させ、血圧を上げるほか、動脈硬化を促進し、狭心症や心筋梗塞(こうそく)になるリスクを高くします。
また、酸素や栄養を運ぶ血管が狭くなると、細胞や神経が傷つきやすくなります。
そのうえ、血糖が高い状態が加わると、糖尿病網膜症を悪化させたり、神経障害、閉塞性動脈硬化症を悪化させます。
たばこはがんの原因となるだけでなく、糖尿病の患者さんにとっても有害です。
それでも禁煙できない方は、医療機関で禁煙外来などの取り組みを行っていますので、利用してください。
(大阪府立成人病センター看護部・日本糖尿病療養指導士・看護師、松本都、同センター看護部副看護部長・看護師、松尾茂子)
ここまで引用
アルコールのカロリーは1mlで7カロリーだった、と記憶しています。
脂肪が9カロリーですから確かに高カロリーで、そのうえ栄養はゼロでしょう。
でも、お酒の好きな人にとっては、そんな講釈はどうでもいいんです。
あの冷えたコップ酒のノド越しの味を知らない人は、不幸な人生だなぁ、とさえ思える、と壮語されますが、糖尿病にとっては良い点は全くありません。
お正月といえどもヤメる決心が必要です。
糖尿は自己摂生との葛藤です、何とか勝ちましょうよ。必ずコントロールできますから。
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