2009年06月12日

WHO、新型インフル世界大流行を宣言=警戒水準が最高「6」に−移動制限不要

WHO、新型インフル世界大流行を宣言=警戒水準が最高「6」に−移動制限不要

時事通信(2009/06/12-02:01)

 【ジュネーブ11日時事】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は11日、メキシコ、米国をはじめ北半球を中心に続いてきた新型インフルエンザの人から人への感染拡大が、オーストラリアなど南半球でも確認されたとして、警戒レベルを最高水準の「フェーズ6」に引き上げ、世界的な大流行(パンデミック)の発生を宣言した。WHOはこの日、各国の専門家で構成する緊急委員会を開催。同委での討議結果を踏まえて判断した。パンデミックの発生は「香港風邪」以来41年ぶり。
 チャン事務局長は同日の記者会見で、フェーズ6に引き上げたとはいえ「現状の深刻度は(高中低の)中程度だ」と述べて、平静を保つよう要請した。
また、今回の引き上げは、国境の封鎖や旅行など人の移動の制限を求めるものではないと強調した。
WHOは事務局長の記者会見を前に、各国政府に対し警戒レベル引き上げを通知した。

ここまで引用

この島国に住んでいますと、最高度フェーズ6なのかぁ、と薄ぼんやりした危機感しか浮かんできません。
でも41年ぶりのフェーズ6なんですよ。

この日本ではそれ程の危機感はありませんが、街の人ごみへ出かけるときはマスクは必ず必要になりました。帰宅したら手洗いにうがいはしないといけません。

他国における例年のインフルエンザの対応についての知識は皆無ですが、日本での冬場には、学級閉鎖などが当たり前の恒例行事ですから、パンデミクって言われても恐れおののく人はほとんどいないでしょう。

でも油断は禁物、これからのWHOの対応にも気を配らないといけません。この国の今はそれ程の危機感はありませんが。
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2009年06月08日

NPOが「脳卒中の歌」 緊急要する3症状、分かりやすく

NPOが「脳卒中の歌」 緊急要する3症状、分かりやすく

2009年6月8日 提供:毎日新聞社

 ◇「顔がゆがんだ すぐ119番」

 「おばあちゃんがテレビを見てたら急に顔がゆがんだ すぐ119番」--。
脳卒中の症状をまとめ、迷わず救急車を呼ぶよう呼びかける歌「愛する人を救うために(脳卒中になった時)」を、救急医や看護師らで作るNPO法人「救急医療の質向上協議会」(埼玉県越谷市)が作った。
協議会は脳卒中の早期発見に役立ててほしいとしている。

 脳卒中は寝たきりの原因として日本で1位だが、発症後3時間以内に治療を始めれば、回復率が高まる。病院での治療準備に時間がかかるため、発症から約40分後までの119番が望ましい。

 このため、歌詞には、気づきやすい特徴の「顔がゆがむ」「手が上がらない」「言葉がもつれる」を盛り込んだ。どれか一つでも生じた人の約7割が脳卒中という。

 だが、症状を我慢し翌日以降に病院を訪れる患者も少なくない。協議会は市民が理解しやすい手段が必要と考え、歌を作った。作詞は柴幸夫さんと物井洋介さん、作曲は物井さんが担当した。
協議会代表理事の池上敬一・独協医大越谷病院救命救急センター長は「歌って覚え、ためらわず救急車を呼んでほしい」と話す。

 歌は症状が分かるアニメと共にホームページ(http://www.simclub.jp/)で公開し、DVDも制作した。問い合わせは越谷病院内の協議会(048・965・1111)。【高木昭午】

ここまで引用

私自身の脳卒中の一つである脳溢血は、朝ごはんを食べていつもの様にインターネットの電源ONにし、画面をあれこれ触っていたのです。
ある場所で自分の名前を入れて登録をする場所があります。

いつものように、そこでアッルファベットで名前を入れるのですが、カーソルは動くのですが字の入力が出来ません。
「おかしいなぁ、イカレたかぁ」とディスプレイの故障、と思いましたね。もう一度入力してもカーソルが点滅するだけです。

 「ヤッタナ」って思って立って歩いてみようと思っても歩けるどころかその場に立ちすくむだけでした。

人様には、店頭で「○○さん、今日はコレステロールを下げるお薬と血圧を下げる薬が増えてます、お医者さんからも云われたでしょうが、気をつけて下さいね」

この地で45年間薬局を開いていましたのでほとんどの方が顔見知り。

ですから、な〜んて偉そうに云ってた張本人が結果的に視床内出血。

7年前になりますねぇ。この視床内出血から、その後遺症として
「視床痛」というヤッカイな難治性疼痛(なんちせいとうつう)を起こします。今も的確な薬がありません。100年前にどうやら原因が分かって10年前くらいに本格的に薬の研究が始まった、という超スローな研究なんです。

だから、今回のips細胞の研究に期待してるんですが・・・。

このブログを気合を入れて書く時は途中でヤタラと痛くなります。痛くなる場所は私の場合は右の肩から5本の指先までと右の腰骨から足の指先まで。一つの事に集中するとダメなんです。

何度このブログを止めようと思ったことか。でもこれも修行(古いなぁ)と思えばこそ続けます。出来る限界まで。






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2009年06月06日

虫下しが退治? 「副作用の無い薬」に道 慶大など

がん、虫下しが退治? 「副作用の無い薬」に道 慶大など

2009年6月3日 提供:毎日新聞社

 膵臓(すいぞう)がんや大腸がんの細胞と回虫などの寄生虫で、エネルギーを作り出す代謝方法が同じ可能性が高いことが慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と国立がんセンター東病院(千葉県柏市)の共同研究で分かった。
虫下しが人体に影響を与えず回虫だけを死滅させるように、副作用の無い抗がん剤が開発できるかもしれないという。研究所の曽我朋義教授(分析化学)は「他のがんについても調べたい」と話している。

 生物の細胞は一般的に酸素を取り入れ「クエン酸呼吸」でエネルギーを得る。しかし回虫は酸素の乏しい小腸に入り込むとフマル酸から変換したコハク酸を高濃度に蓄積しエネルギーを生産する「フマル酸呼吸」で代謝する。
一部の虫下しはこれを応用してフマル酸からコハク酸への変換に必要な酵素を攻撃し、フマル酸呼吸を不可能にすることで、人体に影響を与えず回虫だけを死滅させる。

 一方、膵臓がんや大腸がんなどのがん細胞は、回虫と同様に周囲に血管がなく酸素が乏しくても活発に増殖する。同病院はこれに着目。04年に虫下しを悪性の膵臓がんの細胞に投与したところ、がん細胞が死滅した。

 この結果を受け、研究所が代謝物質を網羅的に分析する「メタボローム解析」で大腸がんの細胞を調べた結果、回虫がフマル酸呼吸をした時に見られるコハク酸の高濃度の蓄積が、大腸がんの組織でも起きていることを突き止めた。

 胃がんや肺がんの細胞はフマル酸呼吸はしていないとみられるという。【林奈緒美】

ここまで引用

これって凄い発見ですよ、04年に分かって何で今まで発表されなかったのかしら、それとも発表されたけど、メディアが無視したのかなぁ。

海草のマクリなどから始まって、近頃では錠剤とかシロップ剤などの駆虫薬(虫下し)が市販されていますが。そんな虫下しが大変な役目をはたすかも知れません。

回虫などの寄生虫が増えていくための必要な酸素を止めて虫を出す今の駆虫剤と、がん細胞にとっても必要な酸素を止める理窟というか仕組みがとても似ているのだそうです。いわば兵糧攻め。

がん細胞が増えていくのには酸素が絶対必要です。そこでがん患者に虫下しを飲ませたところ、回虫が死ぬ理窟と同じように、がん細胞組織が小さくなたり組織が無くなった、という事が判ったのです。

凄い発見だ、と思います。

どこでどんなアイディアがいきるか分かりませんね。ビックリです。
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2009年06月05日

iPS細胞バンク構想…京大・山中伸弥教授 5年後目標、再生医療スムーズに

iPS細胞バンク構想…京大・山中伸弥教授
5年後目標、再生医療スムーズに


(2009年6月5日 読売新聞)

 京都大の山中伸弥教授は4日、様々な臓器の細胞に変化する新型万能細胞(iPS細胞)を集めた再生医療用のバンクを5年後を目標に作る構想を明らかにした。

 iPS細胞をあらかじめ用意することで、脊髄(せきずい)損傷などの患者にスムーズに移植できると期待される。

 構想では、どの細胞から、どういう方法でiPS細胞を作製すれば、がん化などを起こさず安全かということを、それぞれ1〜2年間かけて徹底的に検証。作製したiPS細胞が本当に安全かどうかも、すべての遺伝情報を調べるなどして1年かけて検証する。

 山中教授の試算では、特別な白血球の型(HLA)を持つ50人の細胞からiPS細胞を作れば、約9割の日本人について、免疫拒絶反応を受けずに、細胞の移植が可能になるという。

 脊髄損傷の治療では、損傷を受けて1〜2週間で神経の細胞を移植しなければならない。しかし、iPS細胞の作製には1か月かかるため、治療に使うには、バンクを整備してあらかじめ細胞を用意する必要がある。

 iPS細胞は通常、四つの遺伝子を皮膚の細胞に導入して作製するが、がん化の恐れがあった。最近、遺伝子の代わりにたんぱく質を使ったり、安全に遺伝子を導入したりする技術が開発され、再生医療への応用の期待が高まっている。

ここまで引用

いよいよiPS細胞の実用化の準備に進みはじめかした。
脊髄(せきずい)損傷などの患者は、なんでも10日とか14日以内に神経を移植しなければ、つまり遅すぎては移植の効果が現れない、とのことですから、こういったあらかじめ必要な細胞を備蓄するバンクが必要になります。

他の病気でもこういった早期の移植でないとダメだ、という病気もあるでしょうね。それとどんな患者の要望にも応えられるバンクの設立は必要でしょう。

それにしても、このips細胞がこの世に出て1年半。こんな短い期間でここまで進んだのです。これは世界中の患者の願いであり、今後起こり得る患者の願いでもあります。

世界中の研究機関も目をみはるような成果を次々と現してきて、さらにビックリするような成果もこれからも発表されそうです。

私たちが病む脳の病も、発病後早期の治療でないと効果が期待できるのと、発病後何年たっていても移植が有効な病気もあると思いますが、願わくは脳卒中で日々辛い思いを余儀なくさてている患者にも朗報を待っています。


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2009年06月04日

ニプロ:iPS細胞由来の心筋細胞を発売 世界で初めて

ニプロ:iPS細胞由来の心筋細胞を発売 世界で初めて

毎日新聞 2009年6月2日 20時04分

 ニプロは6月から、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)からつくった心筋細胞を、大学など研究機関や製薬メーカー向けに販売を始めた。新薬開発に不可欠な副作用の試験に用いる。ヒトiPS細胞由来の細胞の販売は世界初という。今年度は2000万〜5000万円の売り上げを目指す。

 発売したのは、細胞の塊(直径0.2ミリ)5個と培養液のセット(30万円)など4製品。京都大が持つiPS細胞の特許管理会社とライセンス契約しているバイオベンチャーのリプロセル(東京都)が作成する。ニプロは同社に出資している。

 新薬の開発では、動物試験を経て人に対する毒性や副作用を調べる臨床試験が行われる。承認までに十数年以上かかる新薬開発の初期段階で今回発売した心筋細胞を使えば、心臓や心筋への毒性や効果を臨床試験の前に見極めることができ、開発コストや期間を短縮できる。

 iPS細胞は、皮膚や臓器などの組織に分化した体細胞を、分かれる前の状態に戻したもので、あらゆる細胞に成長する能力を持つ。【久木田照子】

ここまで引用

いよいよ市販までされるようになったのですね。iPS細胞が出現した2年前、私たち素人は組織の移植ばかり考えていました。

ところがこの細胞には開発される薬品の安全性についても大きな役目を果たす、とういうことについてあまり考えなかったのですが、この役目もすごく大きいですね。

このシステムを導入した後で今迄と同じ人間でも安全性を確認する訳ですから、今までは無かったプロセスが導入され、より安全な、しかも効果のある薬品が開発される、ということになるのです。

いままでまったく手がつけられていない難病から、原因はココだ、って分かっていなががらコレだ、という薬が開発されていない病気は沢山あります。
iPS細胞という手段を手に入れたのですから、今後はこういった病気にも有効な薬が開発されることでしょうね。

私たちは待ち望んでいます、辛い視床痛に効く薬を。


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2009年06月01日

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ファンコニー貧血患者からiPS=小児難病、治療応用期待−欧米チーム

[時事ドットコム](2009/06/01-02:10)

 小児期に発症することが多い難病、ファンコニー貧血(FA)の患者の皮膚細胞から、人工多能性幹(iPS)細胞を作って血液細胞のもととなる造血前駆細胞に変えることに成功したと、スペイン・バルセロナ再生医療センターや米ソーク研究所などの研究チームが1日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 
この造血前駆細胞は、健康な人と変わらないとみられ、将来、治療に使える可能性があるという。また、患者からのiPS細胞はFAの発症メカニズム解明に役立つと期待される。
 
FAは、細胞が分裂・増殖する際に遺伝情報が正しく受け継がれないのが原因と考えられ、白血病などのがんも起きやすい。これまで13種類の原因遺伝子が報告されているが、遺伝子治療はうまくいっておらず、骨髄移植などの治療が行われている。

ここまで引用

正直いうと聞いたことがありませんでした。身近な病気ではないけれども赤ちゃんの難病なんですね。

それじゃぁ今まではどんな治療がされていたのでしょう、その場しのぎの手法しか無かったのでしょうね。

今回その難病にips細胞を役立てようという試みです。

ips細胞はその病気そのものの治療に使う場合と、ips細胞を使って効く薬、効かない薬を区別する、つまり人が飲んだ時の同じ結果を表してくれる極めて優秀な、薬の優劣を表してくれるテスターなのです。

本当なら人を使って、薬の効果の優劣を決めるのですが、この細胞を使うのなら、人とほぼ同じ結果が分かるので、かなり大量を使用出来、その結果を知ることができるのです。

色々な方面から病気の原因、または治療の方法が分かる、という利点があります。

まだまだ難病は沢山あります。私に視床痛も私にとっては最大の難病です。早く視床痛が治らないかなぁ。
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2009年05月30日

遺伝子、ウイルス使わず ヒトiPS作製 ハーバード大

遺伝子、ウイルス使わず ヒトiPS作製 ハーバード大

京都新聞 2009年5月30日(土)
 
 さまざまな組織に成長できるヒトの新型万能細胞「iPS細胞」を、がん化などの危険性がある遺伝子やウイルスを使わずに作製することにハーバード大など米韓のチームが30日までに成功し、米科学誌「セル・ステム・セル」に発表した。

 4月には米独のチームが、同様の手法でマウスのiPS細胞の作製に成功していたが、ヒト細胞では世界初。米独のチームと異なり化学物質も使っておらず、より安全な手法といえそうだ。

 マウスでの作製成功から1カ月あまりでの発表は、iPS細胞研究の競争激化と国際協力の進展を物語っている。

 京都大の山中伸弥教授が開発した手法は、皮膚などの細胞にウイルスに載せて入れた四つの遺伝子がタンパク質をつくり、iPS細胞となるよう働く仕組み。タンパク質は大きすぎて人の細胞膜を通過できなかった。

 米韓チームは今回、4つの遺伝子を”加工”し、つくったタンパク質が人の細胞膜を通り抜けやすいようにした。このタンパク質を新生児の皮膚細胞に何度も直接入れた結果、iPS細胞ができたという。

 この手法では、iPS細胞の作製までに従来の倍の8週間かかり、効率も10分の1に低下したが、チームは「より高純度なタンパク質を使えば改善できるだろう」との見通しを示した上で「新薬研究や病気の原因究明、将来の再生医療により適した手法と言えるだろう」と強調している。

 【iPS細胞】 

 神経や内臓など、さまざまな組織に成長できる新型の万能細胞。
再生医療の有力な切り札として期待されている。
2006年に京都大の山中伸弥教授がマウスでの作製を発表。07年には山中教授と米国の研究者がヒトでの作製を同時に発表した。
当初の手法では皮膚細胞などに入れる四つの遺伝子にがん遺伝子が含まれていたほか、遺伝子の運び役にがんを起こす恐れがあるウイルスを使うなど、安全性に問題があった。このため、遺伝子を減らしたり、より安全な運び役を使ったりする手法の開発が行われている。(共同通信)

ここまで引用

ここまで来ましたねぇ、今度はこれを改良して、より安全な、より効率もいいips細胞が誕生してくるのでしょう。

そして、いろいろ試行錯誤を超えて人間で治療の段階を迎えるのです
ね、きっと。

世界中の研究機関が先を争そって、より安全な細胞を開発しているのですが、ご本家の日本が、このところ立ち遅れているような気がします。

方々の研究所が、成功した事例からそれをヒントにより安全な、より効率のいいips細胞が生まれてくるのでしょう。
一日でも早く人間の難病で苦しんでいる患者さんが助かる事を、望んでいます。
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2009年05月22日

新型インフルエンザ:高校生になぜ多い 10代後半、感染しやすい?

高校生になぜ多い 10代後半、感染しやすい? 新型インフルエンザ

2009年5月21日 提供:毎日新聞社

 ◇57年以前生まれに免疫?

 近畿地方に続き首都圏でも高校生が新型インフルエンザに感染した。21日までに確認された国内の患者計278人のうち、高校生が76%を占める。
海外の報告でも患者は10代が中心で、専門家は「新型は10代後半に感染しやすい特徴があるのかもしれない」とみる。
一方、米疾病対策センター(CDC)は1957年より前に生まれた人の一部に、新型に対する免疫がある可能性を示した。【永山悦子、河内敏康、奥野敦史】

 ◇過剰反応で発症?

 東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授(小児科学)は「ウイルスには特定の年齢層との相性がある。例えばはしかや風疹(ふうしん)は大人になってかかると重症化する。
今回の新型は10代に特に影響を与えやすい性質があるかもしれない」と推測。高齢者に感染が少ない点では、「若い人は免疫が活発に働くとの学説がある。大人は発症に至らなくても、若い人は免疫の過剰反応で、目に見える症状が出たのかもしれない」と語る。

 外岡立人・元北海道小樽市保健所長は、スペイン風邪など過去の新型インフルエンザでも30代以降の感染者や重症者が少なかった例を挙げ、「一定年齢以上の人は新型インフルエンザのもとになった豚インフルエンザなど、何らかの免疫を持っているのでは」と話す。

 ◇類似のウイルスか

 CDCが米国の患者642人(生後3カ月-81歳)を分析したところ、患者の60%が18歳以下。
CDCのジャーニガン・インフルエンザ部副部長は「患者の血液の研究から、57年以前にさかのぼるほど(新型に類似した別の)H1N1型ウイルスに感染した可能性が高くなる」と話した。

 今月上旬、大阪府などで高校生を中心に感染が広がった際、集団生活など特有の行動様式が流行の背景と見られていた。同じ時間帯に込み合うバスや電車で通学し、授業やクラブ活動で濃厚接触が起きやすい。

 ◇「夏休み前倒しを」

 拡大防止には手洗いの励行など個人レベルでの取り組みが不可欠だが、外岡さんは「夏休みを前倒ししてはどうか。
新型は重症化の心配が少ないので、それ以外の年代で活動を制限する必要はない」という。鈴木宏・新潟大教授(国際感染症学)は「全国の高校を対象に調査し、発生状況や感染力を把握すべきだ」と提言する。

 ただし、新型ウイルスが持つ独特の特徴が、若者の感染例を増やしているとしても、中学生以下での発症はまだ10%と少ない。国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「科学的な分析が必要だ」と話す。

ここまで引用

たいへんな防御体制でのぞんでいる新型インフルエンザの感染者のほとんどが15〜20才くらいの人の感染者が多いですね。

今回ノインフルエンザが、どうも若い人達で免疫を持っていない人達か、というと15才以下はきわめて少ない。

何故なのか、インフル専門の方達にも分からないそうです。でも何かあるんでしょうね。
世界中の患者の統計をとって疫学的な分析も必要になるでしょう。

でも、まだ早いかも知れませんが、この程度の新型でよかったですね。
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2009年05月18日

国内の感染130人に 学校から拡大、企業にも 大阪、兵庫全域で休校 新型インフルエンザ

国内の感染130人に 学校から拡大、企業にも 大阪、兵庫全域で休校 新型インフルエンザ

2009年5月18日 提供:共同通信社

 新型インフルエンザの国内発生は18日、大阪府や兵庫県で新たに34人の感染者が確認され、成田空港の検疫段階で見つかった4人と合わせ、国内の感染者は計130人となった。
厚生労働省などが発表した。感染者はこれまでの学校中心から、企業など市中に拡大した。

 神戸市中央区にある三菱東京UFJ銀行の三宮支店の20代の女性行員や、同市にあるJR三ノ宮駅の売店の50代の女性店員も感染が判明。
銀行は同支店の行員など約60人を自宅待機にし、JRの複数の売店が休業した。

 大阪府や兵庫県ではインフルエンザ症状を訴える人が相次いでおり、本格的な流行が始まった可能性がある。

 大阪府の橋下徹知事は18日未明の記者会見で、新型インフルエンザの「流行警戒宣言」を出した。

 大阪府では18日から全域で中学校と高校が1週間の休校。大阪市もすべての市立小中高、幼稚園、特別支援学校を、堺市は市立の中学、高校を、それぞれ24日まで休校とすることを決めた。
兵庫県もすべての県立校の休校を決め、公立と私立の小中高に5日間の休校を要請した。神戸市は一部の区での措置を拡大。すべての市立幼稚園、小中高校と特別支援学校を22日まで休校にした。

 厚生労働省も両府県に休校を要請した。

 今後、患者が増えて医療機関がパンク状態になる恐れがあるが、今回のウイルスは通常のインフルエンザ並みとみられる。このため大阪府と兵庫県は、入院患者が回復して重症化の恐れがなくなった場合、退院させて自宅療養とするかどうかの判断を医師に委ねる方針を決めた。

 神戸市では5歳男児や60代男性が感染。大阪府八尾市でほかの感染者との接触歴が判明していない小学6年女児が感染するなど特異なケースも出ている。

 高槻市では、多数の感染者が確認された私立関西大倉高校(大阪府茨木市)の生徒と教員、生徒の家族が新たに感染。学校から家庭に拡大している懸念もある。

 週明けを迎えた駅ではマスク姿の通勤客が目立ち、各地で野球やボランティアイベントなどが中止された。

ここまで引用

少し静かだった新型インフルエンザの勢いが強くなったようにおもいます。新聞やTVどの報道でしか私たちには分からないのですが。

関西だったのかなぁ、カナダへ修学旅行から帰ってから数人が感染したらしいです。また今日のニュースでも神戸だったかしら新型ウイルスによる感染があるように報道されていました。

どうも症状としては今迄の恒例になっている流感を同じような対応をしているようですね。

それでもって若い元気な高校生が死亡した、といった事もないし。

何とかこの辺で治まってくれたらなぁ、と願っています。


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2009年05月16日

感染者6千人間近に スペイン、欧州初の100人台 : 米の感染、3千人超える :

感染者6千人間近に スペイン、欧州初の100人台

2009年5月13日 提供:共同通信社

 新型インフルエンザの感染者数は日本時間13日正午までに、34カ国・地域で計5951人となった。スペインで2人増えて欧州で初めて100人に達したほか、カナダで28人、パナマで11人増えるなどした。

 死者は計63人で変わっていない。

 世界保健機関(WHO)は、世界的大流行(パンデミック)を意味する警戒水準「6」への引き上げの条件として、米州以外で「地域社会レベルでの持続的な感染拡大」が確認されることを挙げており、スペインでの感染状況に注目しているとみられる。


米の感染、3千人超える

2009年5月13日 提供:共同通信社

 【ワシントン12日共同】米疾病対策センター(CDC)は12日、米国内で新型インフルエンザの感染者は3000人を超え、計3009人となったと発表した。

 前日の2600人から409人の大幅増だが、CDCは11日の記者会見で、「各州からの報告が減る週末を挟んでの集計で、12日は数は増えるだろう」と予期していた。CDCのシュケット博士は「ウイルスは米国の大部分でまん延しており、数値は氷山の一角だ」と述べている。


ここまで引用

ここ日本では今回の新型インフルエンザに対して、勿論当事者は別としてもマスコミなどの反応はにぶいようです。

そこは島国で大変恵まれた環境で、有り難いのですが、南北のアメリカ大陸、交流が盛んな西ヨーロッパではいぜん患者数は増えています。

このままではかつてのスペイン風邪の再来もあるかも知れません。ここ日本では厚労省が先頭にたち、今のところは平穏無事ですが、これも何時まで続くか予断を許せませんね。

島国という環境は、こんな時すごく有り難いと思う反面地続きの各国の対応が気になります。

これ以上患者が爆発的に増えることがないようひたすら祈る気持ちです。


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